<小児歯科>

通うのが楽しい、怖くない歯科医院作りを心がけています。

虫歯になりにくいお口を一緒に作っていきましょう。 

待合室のキッズスペース

アニメを見ながら歯のお掃除♪

お掃除を頑張ったお子さんへ

ご褒美のガチャガチャ



1.妊娠中に注意すべきこと

 虫歯の予防は、お子さんがお母さんのお腹にいる時から始まっています

 虫歯の原因菌は、口移しでお子さんに食事を与えるなどをすることで、お母さんの唾液を通してお子さんに感染していきます。したがって、まずお母さんが虫歯をしっかりと治療し、定期的に歯科医院で専門的な歯の清掃を受け、お口の中を虫歯菌の増殖をふせぐような環境を作り上げることが肝心です。それが、ひいてはお子さんの虫歯予防に繋がります。

 その手助けをしてくれるのは、キシリトールガムです。出来ればキシリトール100%のガムを使って下さ。虫歯菌の中にはキシリトール感受性菌(悪いばい菌)と非感受性菌(良いばい菌)があり、通常は9割が悪いばい菌ですが、3ヶ月以上摂取することにより良いばい菌が9割をしめるようになります。よいばい菌は、歯を溶かす酸の酸性が少なく、また歯垢の量が減少し粘性も低くなり、ブラッシングでも清掃しやすくなります。お子さんに感染することを防ぐことは出来ませんが、よいばい菌を感染させることがお子様の歯を守ることにつながります。お子さんにもガムをかんでもらうことももちろん有効です。



2. 産まれてから乳歯列完成まで

 子供の歯は、生後8ヶ月頃に下の前歯が生えてきて、3歳頃に乳歯合計20本の歯は生えそろいます。虫歯菌は、歯の萌出と同時に感染する危険が増します。この時期にお母さんがお子さんのお口の中をしっかりと清掃し、食育をしっかりとして頂くことで、お口の中が酸性に傾くことを防ぎ、前述の良いばい菌が定着するのを助けます。

 

もちろん下の乳前歯が萌出した時点から定期的な歯科医院での管理をお勧めします



3.永久歯列完成まで

 6歳前後に6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯がまず萌出してきます。虫歯菌同士の椅子取りゲームはより重要になってきますし、保護者による食生活のコントロールはもちろん定期的な歯科医院でのフッ素塗布、歯面清掃を継続して行っていきます。

 生えたての6歳臼歯は、エナメル質も軟らかく非常にう窩が出来やすい状態です。歯の表面に唾液が触れる事によりカルシウムが吸収され、硬く丈夫なエナメル質になって行きます。絶えず汚れた状態では、直接唾液が歯の表面に触れる事が出来ず、エナメル質が成熟することが出来ません。6歳臼歯の萌出時期はまだ子供さんは、自分ではちゃんと磨くことが出来ませんので、保護者の方の仕上げ磨きが大変重要ですし、初期虫歯を防ぐために歯科医院でのフッ素徐放性の材料による予防充填も有効です。

 こういったことを地道に行うことで、子供さんの口腔内の良い虫歯菌が定着し、保護者の手が離れた思春期になっても虫歯をを作りにくい環境をつくることが出来ます。

左の写真のように、萌出時点ですでにう窩を作ってしまうことが、歯科医院にとって最も避けたい事態です。そうなってしまったら、MI概念で治療を行い、極力神経を残す処置を選択することが大切です


4.歯並びの異常・態癖・若年性歯周炎のチェック

 健全な永久歯列の完成はもちろんですが、永久歯列の萌出状況を観察しながら、不正歯列や態癖(舌癖・口唇癖・頬杖等)、若年性歯周炎(両親に歯周疾患があれば特に注意)の兆候が見られたら、早期に介入する必要があります。定期的なメインテナンスにての歯科医師判断が非常に重要です。